さて、スト6の実況や攻略動画などを見ていると、知らない用語が出て来たり、知っているようで実はあまりよくわかっていないものもあったりするかもしれません。
詐欺飛び・安全飛び
同じ意味ですが詐欺飛びのほうが比較的使われています。
ジャンプ攻撃して着地すると、着地硬直というわずかに動けない時間が存在していますが、実はこの着地硬直ですがガードでキャンセルすることができるという特徴があり、ジャンプ攻撃→相手が対空技(昇竜拳など)で反撃→着地と同時ガードが成立しているのでガードできるというメリットが生じます。
安全に飛ぶことができるため安全飛びと読んだり、相手からしたら詐欺のような行動なので詐欺飛びと呼ばれます。具体的な条件については別ページで解説しますが、セットプレイの中に組み込まれることが多いので、コンボでダウンさせられたあと、こちらの起き上がりにジャンプ攻撃を重ねてくるなと感じたら、実は詐欺飛びだったというケースが非常に多く見られます。
よく使われるセットプレイを覚えておけば、対空無敵の技を打たされるということも減ります。まとめると、「相手が何もしていない場合は自分の攻撃が重なり、相手が攻撃してた場合はガードが間に合う行動」ということになります。
これはジャンプ攻撃の場合ですが、一部は地上でも似たような行動を取ることができ、安全重ね・詐欺重ねとも呼ばれます。(例:起き上がりのキンバリーのSA1暴れに、小Pを重ねていてもガードが間に合う)
逆択
「択」とは選択肢の択です。例えば相手をしゃがみ大Kでダウンさせたとします。この有利な状況から起き攻めに行くわけですが、ここで投げを重ねるか打撃を重ねるか、こういった選択肢を相手に押し付けることを「択をがける」だったり「2択を仕掛ける」などと呼びます。つまり択をかけるのは基本的に有利な側がやることになります。
これに対して択を仕掛けられている側が技を振ることを「逆択」と呼びます。これにはガードや投げ抜け、パリィといった消極的な行動は含まれず、起き上がりにOD無敵技(昇竜拳など)などで暴れたり、打撃に見せかけて投げや打撃にいくといった行動のことを指します。
つまり、不利な側がリターンを取る行動というわけです。毎回、起き上がりにはOD昇龍で暴れる人だと思わせて、相手がガードしたところを投げる…など、こういった読み合いが行われます。
補正切り
通常技や必殺技には固定のダメージ量がありますが、コンボが長くなるほど徐々にダメージ量が減少するというシステムがあり、これをダメージ補正やコンボ補正などと呼びます。特にコンボの後半になるにつれてほとんどダメージが入らなくなります。
そこで、あえてコンボを途中で切り、再度ヒットからコンボを繋げてダメージを伸ばすという行動を取るケースがあり、これを補正切りと呼びます。成功すればまとまったダメージが取れる一方、失敗した場合はもともと想定していたよりもダメージが少なくなるというデメリットはあります。
ジャンプキャンセル (ジャンキャン)
ジャンプは上を入れたらすぐにジャンプするわけではなく、厳密にはジャンプに移行するフレームが含まれています。この移行フレームの間に必殺技をいれるとジャンプがキャンセルされ、必殺技が出るのですが、この移行フレームの間は空中判定になり、相手の投げを喰らわない時間ができます。
例えばザンギ同士で、相手が起き上がりにスクリューを入れた場合、これをジャンキャンしてスクリューを出すと空中判定になるので投げ無敵のスクリューになるというわけです。
ダメージ保証(SA3)
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